Gtk4 Tutorial (英語のチュートリアル)のバージョン0.8をリリースしました。
https://github.com/ToshioCP/Gtk4-tutorial
バージョンが0.8という意味は、チュートリアルの構成はこれで完成ということにして、今後は細部の見直しのみにしようということです。 すでに27セクションまでになり、初心者向けのチュートリアルとしては大きくなってしまったということも、その理由の一つです。 ただ、確定ではなくて、読者からの要望などがあれば、追加も許容範囲と考えています。
チュートリアルの内容としては、リストモデルとリストビュー関連のウィジェットを最後に追加しました。 これは、gtk4で新たに追加されたものです。 大きなリストに対応できるので、いろいろ活用できそうなウィジェットです。 初心者向けのチュートリアルの最後を飾るに相応しい(その複雑さ、機能の豊富さの点で)と思いました。
今後の見直しでは、特にRakefileなどのrubyスクリプトの書き直しがあります。 よりシンプルで見通しよくしたい、というよりも今のままではとても読むに耐えません。
このレポジトリはgtk4のチュートリアルとして設置されているのですが、実はそのドキュメントをコンバートするrubyスクリプトも結構面白いと思っています。 また、このスクリプトを発展させれば、一般にドキュメントをgithubで公開する手段を提供でき、それだけでも一つのレポジトリになりうるものです。
gtk4はこれからlinuxディストリビューションに取り入れられるので(Fedoraはすでにgtk4版のものが出たようですが)、このチュートリアルが多くの人に役立てば幸いです。