
柱に落書きがあります。日本人、森本右近太夫(もりもと うこんだゆう)が1632年に書いたとされています。落書きは上から塗りつぶされているので、はっきりとは読めません。彼は、インドの祇園精舎(仏教の寺院)を目指して西へ進み、アンコール・ワットをそれと勘違いして落書きしたと考えられています。アンコール・ワットはヒンドゥー教寺院であって、仏教寺院ではありませんから、彼は二重に間違いを犯していたことになります。

第3回廊へ

この写真は、第3回廊に登るための階段なのですが、危険のため立入禁止になっています。こことは別に、しっかりした階段が造られていますが、写真を取り損なってしまいました。第3回廊への入口はその1ヶ所だけです。また、第3回廊は、神聖な場所であるということで、服装の制限があります。膝上のミニスカート、短パン、ノースリーブは禁止です。


第3回廊から外を撮った写真です。高いので、天国にいるような気持ちになれます。おそらく宗教的にそういう狙いをもって建てられているのだと思います。第2回廊までとは世界が違うような気がしました。
第3回廊から塔を撮ってみました。このアングルも良く写真で見かけます。

第3回廊から外の建物を撮ってみました。外の塔もかなり高いのですが、我々の立っている第3回廊にはおよびません。この第3回廊の心地よさは行ってみないと分からないと思います。
