サマーウォーズ観ました！！監督は、「時をかける少女」の細田守氏。映画では、バーチャルの世界の戦いが現実世界に危機をもたらす。果たして、この危機を回避できるのか？
このバーチャル世界「オズ」は、まるで、Yahoo! DAYS のようです。各々のユーザーはアカウントとパスワードを持ち、バーチャル世界での人格であるアバターを作ります。このバーチャル世界で、最も大切なものは、コミュニケーションで、その本当の意味は、映画を見ていけば次第に明らかになっていきます。ある日突然「オズ」にログインするための主人公のアカウントが盗まれ、しかもその主人公のアバターが「オズ」を次第に支配していきます。バーチャル世界「オズ」の危機はやがて現実世界の危機をもたらします。この映画は、現在のインターネット社会の脆弱さに対して警告を発しているかのようです。今まで、我々人間社会は徐々にコンピュータのネットワークに依存するようになっています。ネットワークにトラブルが生じれば人間社会に多大の影響を与えることは幾多の事件が示しているところです。例えば、銀行のオンラインシステム、航空機のオンラインシステムなどの障害です。今のところ、トラブルは部分的で社会全体が麻痺することはありませんでした。しかし、これからもそうなのでしょうか？
サマーウォーズを観終わって、アニメの世界の面白さを堪能すると同時に、現実の社会を振り返ると、面白いだけでは済まないのではないかと思いました。
