映画「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」を観て来ました。これは、同名の映画の3作目で、完結編に当たります。自分の評価は、
第1作 > 第2作 > 第3作
でした。Yahoo!映画の評価を見ると、それぞれ、3.39、3.36、3.46なので、第3作の評価が高いのですが、何故なんでしょう??
面白い映画の続編を前作以上に良いものに仕上げるのは難しいのではないでしょうか。観る側の立場からすれば、期待が高く、それに応えられなければ「期待はずれ」の評価になってしまいます。僕自身の評価で、同じように続編ががっかり、という映画に、
インファナル・アフェア
第1作 > 第2作 > 第3作 (これはYahooの評価も同じ)
ハリー・ポッター シリーズ
特に今回の「ハリー・ポッターと謎のプリンス」は評価が低いです。
があります。
逆に、第1作から第3作まで、すべて面白かった作品として、
バック・トゥ・ザ・フューチャー
パイレー・オブ・カリビアン
があります。特に「バック・トゥ・ザ・フューチャー」は、第2、第3話になって、前作と時間的に交錯する部分があり、前作を観ていると更に面白くなる、という凝ったストーリーになっていて楽しめます。お勧めです。
さて、20世紀少年に話を戻しますが、原作は浦澤直樹の漫画です。全22巻。それに続きの「21世紀少年(上下)」を合わせて24巻です。全部読みましたが、原作の方が面白いです。ただし、原作も後ろのほうに行くとだらだらしてきます。前半の方がテンポ良いと思います。
最近は漫画を原作とした映画が増えてきました。「オールウェイズ 三丁目の夕日」、「デトロイトメタルシティ」、韓国の映画「オールド・ボーイ」(カンヌ国際映画祭の審査員特別グランプリ)も日本の漫画が原作です。漫画文化も本当に質が高いと思います。