「このミステリーが凄い」の第1位、「新参者」を読みました。加賀恭一郎という刑事が活躍するシリーズ8作目で、作者は東野圭吾です。
結論からズバリ、面白いです。
9つの章からなり、一つひとつが単独の物語となりながらも、全体として一つの事件を扱うと言う重層構造になっています。そういう形式の点でも面白いのですが、内容の方も単なる謎解きだけではなくて、登場人物の人間性、温かさが感じられて、気持ちの良い作品です。
昨年9月の出版で、まだ新しい本ですから、内容には立ち入らないことにします。
最後にもう一言。イチオシです。