おもこん

おもこんは「思いつくままにコンピュターの話し」の省略形です

北帰行


 

久しぶりの日記更新です。

 

昨年「廃墟に乞う」で直木賞をとった佐々木譲の小説です。この本の前に「廃墟に乞う」を読んだのですが、いまいちピンと来なかったので、日記にはアップしませんでした。こちらの「北帰行」はスリルのある上質の小説です。

 

関口卓也は個人の旅行代理店を営んでいる。今回の仕事はロシアからの女性のアテンドである。3日間の日本でのビジネスを移動、宿泊面でサポートする。女性の名はターニャ。美しい彼女は、実は・・・・・凄腕のヒットマン、いやヒットウーマンが正しいか、だったのである。彼女のおかげでヤクザの抗争に巻き込まれ、逃げ回ることになる卓也。果たして、タクヤとターニャの運命は??????

 

このストーリーははらはらドキドキの連続で、映画にしたらきっとおもしろいだろうと思います。結末は・・・ヒミツ・・・です。読んでください。

 

佐々木譲の作品では、「笑う警官」が昨年映画で公開されました。まだ観ていないんですが、これを機会にぜひ観たいと思います。この「北帰行」も映画で観てみたいので、誰かメガホンをとってくれないかな、どうでしょう。ハリウッド映画にも合うと思います。ぜひぜひ・・・!!!