おもこん

おもこんは「思いつくままにコンピュターの話し」の省略形です

L.A.コンフィデンシャル

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L.A.コンフィデンシャルは、1997年のアメリカ映画です。元はジェイムズ・エルロイの小説です。でも、小説はまだ読んでいません。当時は相当人気があったそうですが、ちょうど「タイタニック」と重なって、アカデミー賞助演女優賞脚本賞のみとなってしまったということです。

この映画には3人のそれぞれ異なるキャラクターの刑事が登場します。彼らはカフェで6人が惨殺された事件をそれぞれの角度から追求します。当時(1950年代)のL.A.(ロサンジェルス)は、マフィアのボスが殺され、勢力争いの只中にありましたが、実は権力側やマスコミもそれぞれに思惑を持っており、社会は単純ではありませんでした。そんな中、真実にたどり着くのは困難を極めたのですが、ラッセル・クロウ演じるバド・ホワイト刑事とエド・エクスリー刑事は驚くべき真実に迫ります。ところがそれは同時に彼らの危機でもありました。

以前から観たいと思っていた映画でした。ところが、DVDが進むにつれ、・・「あれ、これ観たことあるぞ???」。いつ観たのか全然記憶にないのですが、絶対に以前観た映画でした。ボケてしまったのか・・・。そんな自分に唖然としてしまいましたが・・。たぶん、テレビでやっていたのを見たのだと思います。

この映画の面白さの一つにバドとエド2人の刑事の対照的なキャラクターがあると思います。単細胞のバドに対して、スマート(これはずるいという意味も含みますが)なエド。僕にとっては、バドは単細胞かもしれないが、彼の直線的な生き方には魅力を感じました。ラッセル・クロウ、カッコイイ!。今はこんな刑事はいないと思います。当時の混乱さめやらぬロスだからこそ、こういうキャラクターが生まれたのでしょう。