3月末に四国を旅しました。 高松(香川県)、高知(高知県)、道後温泉(松山市、愛媛県)です。
高松
写真奥に見える建物は艮櫓(うしとらやぐら)です。 この公園は高松城の跡地ですが、天守閣は残っていません。 しかし、石垣は見事ですし、松がとても美しい。 お掘りを小舟で巡る「城船体験」もあり、楽しめます。
次に有名な栗林公園(りつりんこうえん)です。 栗林公園は高松駅から少し離れています。 高松駅近くの「高松築港」駅から琴電で3駅先の「栗林公園」駅で降りるとすぐです。 非常に大きな日本庭園です。 東京にも庭園はたくさんありますが、おそらく栗林公園の方が広いと思います。
私が訪れた3月末はちょうど桜が満開でした。 観光客だけでなく、(おそらく地元の)花見客もたくさん来ていました。 japantravelwithbonbonさんのインスタグラムがちょうど同じ時期に四国を旅行していたようで、ナイスな写真が載っています。 下のリンクをクリックして、他の写真も見てくださいね。 (インスタのアカウントを持っていなと見ることができないかもしれません)
園内には茶店や売店があります。 この写真の売店は昭和のイメージで面白いと思い、シャッターを切りました。
ソフトクリームは売店の定番で、四国の観光地には必ずあります。
高松では屋島にも行きました。 屋島は昔は島だったそうですが、今は陸続きになっています。 屋島はテーブル上の高地でその上からは瀬戸内海や高松市を見ることができます。 また、水族館など楽しめる施設もあります。
写真は水族館にいたヤシガニです。 これには思い出があって、思わず写真を撮りました。 私は5年ほど前にソロモン諸島という国に行きました。 そこの市場ではヤシガニを売っています。 いつもというわけではなく、ヤシガニが捕れたときに市場に並ぶのです。 味は日本で食べるカニに似ています。 ソロモンにいるうちに一度は食べたいと思っていましたが、あるとき市場で見つけ、すぐに買って食べました。 料理方法は簡単で煮て火が通ればOKです。 ただ、一部食べられない部分があるので気をつけなければいけません。
ところで、石垣島ではヤシガニを食べられると聞いたことがあります。 ヤシガニを試したい方は石垣島を調べてみてください。
金刀比羅宮(ことひらぐう)
こんぴらさんで有名な金刀比羅宮は高松から西南西に約30kmの琴平町にあります。
琴電琴平駅を降り、すぐ前の道路を右に200mほどでこの道標が現れます。 左折して400メートルほどで右折し参道に入ります。 ここからが大変で700段あるといわれる階段を登らなければなりません。
頑張って御参りを済ませ、帰りにソフトクリームを食べました。
これは「おいりソフト」といいます。 丸い「おいり」は甘くて独特の舌触りです。 食べると幸せになる、といわれているらしいです。
高知
高知県、土佐といえば坂本龍馬ですね。 高知駅には坂本龍馬をはじめ3人の志士の像が立っています。
高知からバスに乗って桂浜に行きました。 そこにも坂本龍馬の像があります。
坂本龍馬は全国的に有名ですから、高知県(土佐)の人にとって名誉なことでしょう。
桂浜には面白いオブジェがありました。
これは植物で作ったくじらのオブジェです。 期間限定らしく、4月23日まで、とのことです。
天守に登ると市内を一望できます。 また、お城の敷地内の桜が見事で、多くの人で賑わっていました。
翌日は高知県立美術館に行きました。
建物のデザインは土佐漆喰の土蔵をモチーフとしたものだそうです(ウィキペディアより)。 建物だけでなく、その周りの庭はお掘りのように水が流れて美しいです。 私が訪れたときは空いていて本当にリラックスできました。 当日はシャガールの展示などがありました。 ここは高知の穴場スポットとしてオススメです!
道後温泉、松山、今治
高知から道後温泉までは高速バスが便利です。 ネットで予約することができます。 道後温泉で楽しみにしていたのは、道後温泉本館を見ることでした。 残念なことに保存修理をしていて、全体が覆われていました。
道後温泉は温泉だけでなく、土産物屋がたくさんあり、活気がありました。 一度は訪れてみたい場所です。
松山の滞在時間はあまりなかったのですが、松山城に行きました。 お城は市内中心部の山の上にあり、リフトまたはロープーウェイで行くことができます。 お城にリフトで行くというのは面白いですよね。 残念ながら閉館時間を過ぎて天守には登れませんでした。
JR松山駅のすぐ前に「非核平和宣言都市」のモニュメントがありました。
被爆国日本においてこのような宣言とモニュメントがあるのは大事なことだと思います。 なお、このような宣言をしている都市は全国にたくさんあります。 宣言だけでなくこのようなモニュメントを設置すると、宣言の周知にもなって良いことです。
JRで今治まで行き、そこから尾道までしまなみ海道をバスで移動しました。 瀬戸内海に入る手前に今治造船の工場があります。
たくさんクレーンがあり、独特の景観を作っていました。
これよりしまなみ海道を渡って中国地方に入りますが、その話題は次回の記事に書く予定です。