Ubuntuの新しいバージョン23.10がリリースされ、約2週間経ちました。
Ubuntu23.10をインストール
リリース後すぐに23.04からのアップグレードができるかと思っていたら、どうもそうではなかったようです。 自分のUbuntuの設定では新リリースにアップグレードできる場合には通知が来るようになっていました。 しかし、今まで待っても来なかったので、新規にインストールすることにしました。 つまり、今までのUbuntu23.04のパーテションを初期化してそこにUbuntu23.10をインストールしました。
このような新規インストールはアップグレードよりも手間がかかります。
- 必要なファイルをバックアップする。私の場合は、個人フォルダの中身を見て、必要なものをバックアップしました。
- 新規インストールをする
- 必要なソフトウェアを追加インストールする。私の場合は、TeXLive、Rbenv(Rubyを含む)をネットからインストールし、パッケージからはGit、Pkg-config、Mesonなどをインストールしました。
比較的スムーズに作業は進み、1日ですべて終わりました。
Gtk4のバージョンがアップ
Gtk4のバージョンは4.12.2にアップデートされていました。 以前のUbuntu23.04でのGtk4がが4.10.1だったので、だいぶ進んだ感があります。 Gtk4は4.10で大幅に変更されましたが、4.12でも少し変更があります。 「Gtk4チュートリアル」を見直して、必要な対応をしなければならないと思っています。 ですが、分量が多いので時間が必要でしょう。 来月から、個人的に忙しくなるし・・・・
Ubuntu23.10の変更点
これについては、参考になるサイトがあります。
見た目ですぐに分かるのは、デスクトップが新しくなったことです。 前のバージョンではGNOME44でしたが、今回はGNOME45になっています。 左上の「アプリケーション」の文字が無くなり、ワークスペースがそこに表示されるようになりました。 細かい変更は他にもたくさんあるのですが、上のサイトに詳しいので、そちらをご覧ください。
おまけ
今回のインストールで、RubyのインストーラであるRbenvも進歩していることに気がつきました。 今まで面倒な手作業が多かったのが、インストール用のスクリプトができて、ほとんど一発でインストールできます。
ソフトウェアは日々進歩していますね。