おもこん

おもこんは「思いつくままにコンピュターの話し」の省略形です

ホーチミンのはなし(5)

ホーチミンから今朝帰ってきました。「ホーチミンから(1)~(4)」の続き物として、「ホーチミンのはなし」を今日から書きます。続き物ですから、(5)から回数を数えることにします。

最終日は、ホーチミン市を自由行動で歩いて回りました。まず、タクシーで歴史博物館へ。これは建物入り口です。

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ご覧のように、学生の団体見学2グループと一緒になりました。1つはこの中学生たち。もうひとつは高校生のグループです。なお、ベトナムの教育制度は、5・4・3年で、ちょっと日本の6・3・3と違っています。展示の特徴ですが、まず、解説はベトナム語と英語です。博物館では、英語が判らないと展示の内容がよく判りません。また、仮に英語が判っても、ベトナムの歴史を知らないと、理解は難しいです。自分もおおよそしか判りませんでした。土器などの古い時代、日本でいうと弥生時代のような感じの展示から始まり、仏教と仏像の展示、そして現代となっています。ホーチミン市の博物館には3つ行きましたが、この博物館が1番大きく、内容もしっかりしていました。

この歴史博物館は、サイゴン動植物園の敷地の中にあります。そちらも行こうと思ったのですが、当日は日曜日のものすごい混雑でしたので、それはカットして、次にホーチミン作戦博物館に行きました。

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この博物館は2階建てで、ベトナム戦争とホーチミンを代表とするベトナム共産党を扱った博物館です。言葉があまり判らなかったのですが、展示の全体の雰囲気からは、ホーチミンとベトナム共産党の偉業を讃えるという感じでした。展示はそう多くはありません。どうも人気はないようで、館内は僕1人でした。そとの庭にも米軍の軍用機などが展示されています。アメリカを打ち倒したということを強調するためなのか、米軍の戦車、戦闘機などを博物館に置いているのはここだけではなく、戦争証跡博物館、ホーチミン市博物館も同様でした。

実際の見学順序とは違いますが、ここでホーチミン市博物館のことも触れておきます。ホーチミン市博物館は、先ほどの2つの博物館と重複する内容も含まれていますが、その名の通り、ホーチミン市に関することを中心に歴史的に展示されていました。ホーチミンは首都ではありませんが、ベトナムナンバーワンの都会です。日本で言えば東京のようなものですが、東京の江戸東京博物館のスケールの大きさと比べると、小さな博物館です。やはり、言葉が判らないので、さっさと見学できます。(良いのか悪いのか分からないけれど???)

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