Debianの標準メールソフトEvolution
Debianは、デフォルトのデスクトップとしてGNOMEを採用しています。そのGNOMEの標準メールソフトがEvolutionです。プロバイダーのメールサーバに接続するには問題なかったのですが、gmail(googleのメールシステム)に接続しようとして上手くいきませんでした。設定は簡単に進むのだが、最後にパスワードを入力しても「パスワードが違う」というメッセージが出て完了しないのです。もちろんパスワードは正しい物を入力しているのです。原因はOAuth2.0をEvolutionがサポートしていなかったため(だと思います)。Gmailの設定で、「安全性の低いアプリへのアクセスを有効にする」とパスワード入力でのエラーが出なくなり、Evolutionの設定は完了します。この設定の仕方ですが、
1 Gmailの画面右上の歯車アイコンから「設定」を選ぶ
2 「メール転送とPOP/IMAP」タグをクリック
3 一番下の「メールクライアントの設定」の「設定手順」をクリック
4 「IMAPを有効にする」をクリックする
5 「その他」をクリックする
6 一番下の「安全性の低いアプリのアクセスをオンにする」をクリックする
7 「安全性の低いアプリのアクセス」の右のスイッチ「オン」をクリックする
2 「メール転送とPOP/IMAP」タグをクリック
3 一番下の「メールクライアントの設定」の「設定手順」をクリック
4 「IMAPを有効にする」をクリックする
5 「その他」をクリックする
6 一番下の「安全性の低いアプリのアクセスをオンにする」をクリックする
7 「安全性の低いアプリのアクセス」の右のスイッチ「オン」をクリックする
メールソフトicedoveの場合
Linuxでは、インターネットのブラウザFirefoxとメーラThunderbirdが有名です。Debianではこれらの名前がそれぞれiceweaselとicedoveになっています。icedoveをインストールして試したところ、gmailの設定でエラーは出ませんでした。ということは、icedoveはOAuth2.0対応だということ(だと思います)。そこで、私はメールソフトはicedoveを使うことにしました。これでプロバイダーのemailからgmailまで統一してicedoveでチェックすることができるようになり、gmailの設定もデフォルトのまま変えなくてすみました。