おもこん

おもこんは「思いつくままにコンピュターの話し」の省略形です

幸せへのキセキ

「幸せへのキセキ」を観てきました。



評判の映画です。主役はマット・デイモン。妻を亡くした家族が、それを乗り越えるまでを描いた作品です。「キセキ」は、「奇跡」なのか、「軌跡」なのか、あるいは掛け言葉なのか、どうなんでしょう。この話、実話に基づいているそうですが、ちょっとそれは信じられない話です。事実は小説よりも奇なり、です。

ベンジャミンは妻を亡くし、2人の子どもをかかえ、日々悪戦苦闘していた。何といっても妻を失ったことが大きい。彼だけではなく、子どもたち、とりわけ息子は母の死から立ち直れず心が荒れていた。そんなベンジャミンは、仕事も住まいも、生活全てを変えると一大決心。新しい家を購入するが・・・その家は動物園付きの家だった。その日から動物園のオーナーとなり、営業再開に向け大奮闘のベンジャミン。果たして、再開にこぎつけることができるのか、また家族の絆は・・・

登場人物の、思考方法、行動パターン、すべてがアメリカ的です。日本の映画だと、さりげない仕草に人物の心理を暗示させる手法が普通ですが、この映画にはそういう部分がありません。そういう文化の映画だと割り切って見ないと面白くなくなってしまうでしょう。映像と動物は美しく、自然と動物が好きな人にはオススメです。