おもこん

おもこんは「思いつくままにコンピュターの話し」の省略形です

プラトーン

 

プラトーン(DVD)を観ました

1987年のアメリカ映画「プラトーン」を観ました。ベトナム戦争を描いた映画です。CG無しの映画は良いですね・・・なーんて。監督のオリバー・ストーンは実際にベトナムに従軍したそうで、その経験を映画にしたのだそうです。ジャングルの中の戦闘、村での民間人殺傷や放火、ベースキャンプでの麻薬パーティー、仲間割れと殺人など、軍隊での出来事を集めて物語が成り立っています。戦場を知らない我々が間接的にその悲惨さを体験できる映画です。そしてそれこそがこの映画の目的でもあったとのことです。
 

ベトナム戦争の実際は?

以前、アメリカ海兵隊員としてベトナム戦争に従軍した方のお話を聞く機会がありました。
 
「みなさん、戦争を経験したことがありますか?ありませんよね。では、戦争はどういうものなのでしょうか?プラトーンを観たことがある人は、あの映画のようなものだというかもしれませんね。でも実際の戦争はもっと悲惨なものなのです。兵士は人殺しを練習します。相手を撃つ時はお腹を狙うんです。お腹を撃たれた人はすぐには死ねません。苦しんで苦しんで死ぬのです。」
 
ベトナム帰還兵が戦場のトラウマに苦しむという話はよく聞きましたが、戦場の極限状態に置かれると、とても精神が耐えられないのでしょう。
 
こどもや、戦争映画が嫌いな人にはお勧めできませんが、興業的にも大成功した有名な映画ですので一度は見ておきたい映画です。なお、題名の「プラトーン」は軍隊の「小隊」の意味で、30から60人程度の部隊のことです。