
この写真は、秘密の入り口に係員の人が入って見せたところです。まわりにいるのはアメリカ人の見学者ですが、彼らは大柄なので、このあと実際に入ってみたのですが、入るだけでもかなりきつくてとても中の狭い道を通ることはできません。

この写真は階段になった先に地下道ができています。体験用の地下道もこのように入りやすくなっています。

この写真は、当時米を食べることができなかったゲリラの主食になっていたタピオカです。僕も試食してきました。
午後は、戦争証跡博物館を見学しました。2階までしかなくて、スペースは広くはないのですが、展示してある写真などは大変ショッキングなものです。有名なナパーム弾で焼け出されて、走って逃げる少女の写真、枯葉剤のダイオキシンによって障害をもった人々。ホルマリンに漬けられたダイオキシンでくっついてしまった双子の胎児など、戦争の悲惨さを伝える提示ばかりです。私の見たところ、アメリカ人の見学者が多かったように思います。アメリカ人にとってもベトナム戦争は悲惨な戦争だったし、戦争に反対する人々も沢山いました。しかし、ベトナム側からみれば、侵略された戦争という側面があって、そういう思いが展示の中に表われていたように思います。初めは室内の写真も撮ろうと思ったのですが、あまりに悲惨なものばかりで、止めてしまいました。次の写真は、外にある米軍の戦車を撮ったものです。

明日はメコン川にでかけます。今日とは違ったホーチミンを楽しみたいと思います。