今日は英語ネタです。
和製英語で悩む
「日本語を介さずに英語を話しなさい」と良く言われますね。 まず日本語で言いたいことを考えそれを英語に翻訳する、これでは会話では間に合わない。 だから最初から英語で考えなさい、ということです。
とはいっても、どうしても日本語が頭に浮かぶのが日本人です。 特に日本語の中で使われる英語、「トレーナー」「ブーツ」「スケジュール」などはすぐに浮かんできます。 このとき困るのが「和製英語」です。
「和製英語」は日本語に取り入れられた英語で、
- 日本で作られた英語
- 本来の意味とは異なる使い方をする英語
のことを指します。
例えば、前者では「ドクターヘリ」です。 「ドクターヘリ」は救急患者を搬送するヘリコプターで医師が同乗しているものをいいます。 これは完全な「和製英語」です。 もし、英会話中に「Doctor Heli」というと、「Dr. Heli 」(ヘリ博士)と思われるかもしれません。
後者の例では、「スマート」です。 日本語の「スマート」はスタイルが良いという意味で使われますが、英語のsmartは「利口な」「抜け目のない」ような意味で使われることが多いです。 「スタイルが良い」「ほっそりした」という場合はslimが使われます。
どうしても日本語会話で使っている英語が頭の中に浮かんでしまうのは困ったものです。
アメリカ英語かイギリス英語かで悩む
アメリカ英語とイギリス英語の違いが気になることもあります。 ただ、これはどちらを話しても通じることが多いように思います。 アメリカ人はイギリス英語を知っているし、イギリス人もアメリカ英語を知っているからです。
むしろリスニングのときに問題かもしれません。 学校教育ではアメリカ英語なので、どちらかというと日本人はイギリス英語に慣れていません。
例えば、履歴書は、
- アメリカ英語では「resume」(レジュメ)もともとフランス語
- イギリス英語では「CV」(curriculum vitae、カリキュラム・ヴァイタイ)
レジュメしか知らないと、CVと言われたときに「???」となります。
「スケジュール」はイギリス英語では「シェジュール」と発音する人もかなりいます。 知っていないと、聞き取れないでしょうね。
ひとつひとつ覚えるしかない
和製英語や米英の違いは、結局「ひとつひとつ覚えるしかない」のでしょう。 勉強の中で出てきたとき、地道に覚えていくことが大事だと思います。 がんばりましょう。