おもこん

おもこんは「思いつくままにコンピュターの話し」の省略形です

アンコール遺跡群訪問記(2 南大門)

アンコール・トム

2日めの午前中は、アンコール遺跡群の中でも最も面積の大きいアンコール・トムの見学です。アンコールは都、トムは大きいという意味です。


マップの中央の正方形がアンコール・トムです。その左下のシェムリアップ空港(滑走路を含む全体)と比べてみてください。アンコール・トムの敷地の大きさが分かると思います。なお、アンコール・トムの下にある正方形はアンコール・ワットです。

南大門


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アンコール・トムには、南側(アンコール・ワットの方から)入りました。全体が正方形になっているアンコール・トムには南、北、西に1つずつ門があり、東側には2つの門(勝利の門と死者の門)があります。勝利の門は、戦いに勝った兵士達を迎える門で、いわゆる凱旋門。死者の門は戦いに敗けたときに入る門です。西門は悪いことをした人を捕まえて殺すときに使う門だとガイドさんが言っていました。そういうわけで、死者の門、西門は縁起が悪いから観光には向かないそうです。
写真でも分かると思いますが、南大門は大型バスが通れません。我々旅行者はこの門の手前でバスを降り、南大門から入ります。門の中に入れるのは小型バス。ただし、門を通るときはすれ違えないので、譲り合いながらの通行となります。

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時間的には前後してしまいましたが、南大門手前の道路脇の彫刻群です。アンコール遺跡群はこのようにすべて石の遺跡です。カンボジアは全く地震の無い国ですので、これらの遺跡群が残ることができました。日本ではとても持ちこたえられそうにありません。